15:00~15:45 | 講演1 [創薬・医療]
和田成生 「生体力学シミュレーションによる個別化医療支援 近年、 AI技術を用いた画像診断など、データ科学的アプローチの医療応用が進んでいるが、因果関係に基づく患者個別の病態を評価し、機能異常を発現する物理的メカニズムを明らかにするためには、観察される現象の理論的理解が必要となる。これに対して、理論モデルと実現象を結びつける生体力学シミュレーションは有力な手段であるが、計測データや観察に基づくエビデンスを重視する医療現場においては、このようなモデル駆動型のアプローチが十分に活用されていないのが現状である。 |
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15:45~16:00 | 休憩 |
15:45~16:25 | 講演2 [社会科学]
野田五十樹 「マルチエージェント社会シミュレーションとその実応用」 HPC の発展やビッグデータ活用の促進を背景として、様々なマルチエージェン ト社会シミュレーションが実用のレベルになりつつある。人の活動をモデルとして陽に取り入れるマルチエージェントシミュレーションでは、精度・検証性の低さがネックとなり実用レベルの応用が難しかった。しかしHPCの活用による網羅的シミュレーションにより、様々な社会問題の分析・設計ツールとして 利用できるようになってきた。本講演では、実応用につながってきている事例を中心に、マルチエージェント社会シミュレーションの現状を紹介する。 |
17:00~17:30 |
討議 「計算科学ロードマップ検討」 |
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