2019年度第1回計算科学フォーラム

日時
2019年10月9日(水)15:00~17:30
会場
  • <東京会場> 東京大学本郷キャンパス 理学部4号館3階1320室会場地図
  • <神戸会場> 理化学研究所計算科学研究センター(R-CCS)R104-2会場地図
  • TV会議システムでの参加も受け付けます。理研の多地点ユニットを利用しますので、ご希望の方はお知らせください。
参加費
無料(事前登録が必要です)
企画
計算科学フォーラムWG
主催
HPCIコンソーシアム 計算科学フォーラム

プログラム

15:00~15:45 講演1 [創薬・医療]

和田成生
大阪大学大学院 基礎工学研究科

「生体力学シミュレーションによる個別化医療支援
 ~生体現象の理解とリアリティーの追求~」

近年、 AI技術を用いた画像診断など、データ科学的アプローチの医療応用が進んでいるが、因果関係に基づく患者個別の病態を評価し、機能異常を発現する物理的メカニズムを明らかにするためには、観察される現象の理論的理解が必要となる。これに対して、理論モデルと実現象を結びつける生体力学シミュレーションは有力な手段であるが、計測データや観察に基づくエビデンスを重視する医療現場においては、このようなモデル駆動型のアプローチが十分に活用されていないのが現状である。
本講演では,我々がポスト京プロジェクトで取り組んできた生体力学シミュレーションについて紹介し、計算力学に立脚した個別化医療支援の役割と今後の展望について述べる。

発表資料(PDF : 56.9MB)

15:45~16:00 休憩
15:45~16:25 講演2 [社会科学]

野田五十樹
産業技術総合研究所 人工知能研究センター

「マルチエージェント社会シミュレーションとその実応用」

HPC の発展やビッグデータ活用の促進を背景として、様々なマルチエージェン ト社会シミュレーションが実用のレベルになりつつある。人の活動をモデルとして陽に取り入れるマルチエージェントシミュレーションでは、精度・検証性の低さがネックとなり実用レベルの応用が難しかった。しかしHPCの活用による網羅的シミュレーションにより、様々な社会問題の分析・設計ツールとして 利用できるようになってきた。本講演では、実応用につながってきている事例を中心に、マルチエージェント社会シミュレーションの現状を紹介する。

発表資料(PDF : 16.6MB)

17:00~17:30

討議 「計算科学ロードマップ検討」

参加申込み

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参加をご希望の方は、当日に会場にお越しください。

問合せ先

HPCIC計算科学フォーラム事務局(ゼンコム内)

TEL:03-6657-3250 FAX:03-3532-0808

MAIL:hpcic-kkf★zencom-inc.co.jp ←「★」を「@」に書き換えてください。

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